事業

エピソード

地域に根差したプレイパークを目指して
福生市 武蔵野台児童館
福生市 プレイパーク FUSSA地域福祉事業所 武蔵野台児童館 武蔵野台学童クラブ 熊川児童館 熊川学童クラブ 田園児童館 田園学童クラブ

FUSSA地域福祉事業所合同
(武蔵野台児童館・武蔵野台学童クラブ・熊川児童館・熊川学童クラブ・田園児童館・田園学童クラブ)

子どもたちが自らの発想で遊び、自主性と創造性を育む、そんな子どもの居場所であるプレイパーク。

福生市では、行政と市民でプレイパークの常設を検討する「福生プレイパークを考える会」が2013年に発足し、私たちも会員として一緒に活動しています。
その必要性を地域の人たちと一緒に考えていくために、2014年12月より一日プレイパークを始めました。

プレイパークの参加者は、幼児親子から小学校低学年の割合が多く、常連の参加者もいます。
人気の遊びは、マシュマロ焼きや噴水での水遊び、池でのザリガニ取り、木登りにハンモック、廃材を利用した木工作などです。

拾った枝に糸を吊るし池でバケツ一杯にザリガニを釣る子や、木工作コーナーで立派なテーブルをつくる子もいれば、木の板を2枚打ち付けて満足して帰る子もいます。
子どもからは、「高いところまで木登りできてうれしい」「ザリガニをいっぱい釣ることができて楽しい」という声や、「楽しすぎて疲れるから、月1回ぐらいの実施で良い」なんていう声が。
保護者からは、「家でも学校でも叱られてばかりいる子どもには、開放的でルールがあまりない、こういう場があると助かる」という感想もいただいています。

できるだけ子どもの主体性を大事にして、むしろ子どもたちと一緒に考えるようにしています。
「〇〇しちゃだめ」「〇〇禁止」「あぶない」などを言わないで、安全を確保しながら元気に遊べる工夫を引き出すためのスタッフの話し合いも大切です。
子どもが楽しむ場づくりには、まずは大人たちが楽しむことが大事。このコンセプトをもとに、毎回どんな風にしたらスタッフが楽しくなるか話し合っています。
プレイパークはただの子どもの遊び場ではなく、子どもを通して地域の人と人をつなぐコミュニティの場としてとらえ、常設を目指して頑張っています。

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ワーカーズコープ・センター事業団東京三多摩山梨事業本部

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