立川市 子ども未来センターには、「子育て・教育支援」「文化芸術活動の支援」「市民活動支援」「にぎわい創出」「行政機能の補完」 の5つの機能があります。
私たちは、2012年12月、立川市より指定管理をうけて「くるりん子育てひろば・一時預かり保育・子育て支援啓発」の運営を始めました。
「くるりん子育てひろば」親子が楽しく遊びながら、親同士の交流や情報交換をし、ゆとりを持って子育てができるように応援する場です。子どもの育ちに必要な「自然」、「多世代のかかわり」、「子育てはみんなで」、「多様性を学ぶ」の4つを大切に運営しています。
【子どもの育ちに大切なもの1】
自然→「くるりん農園」
2013年4月、「子どもは自然の中で学ぶこと」と「父親の育児参加」を目指し、農業にくわしい子ども家庭支援センター長(当時)に助けていただきながら、「くるりん農園」をつくりました。
素人農園の運営をみかねて、地域の方が加わってくださり、3年目からは本格的な収穫ができるようになりました。
利用者パパと子どもを中心に、春はじゃがいも、秋は大根を収穫し、親子で土に触れる食育の機会となっています。
【子どもの育ちに大切なもの2】
多世代でのかかわり→「親子三世代で楽しむコンサート」~赤ちゃんが泣いてもいいよ~
「多世代のかかわりが子育ちを促進する」という考えの下、近隣はもちろん、遠方に住む祖父母や曾祖父母までもが集まれる機会として多世代コンサートを実施。
もちろん、クラッシック音楽そのものを楽しむ機会にもなっています。
また、出演者は未来センター利用者だったプロの声楽家グループで、昨年度からは小学生になったSくんもコンサートに登場して人気を集めています。
【子どもの育ちに大切なもの3】
子育てはみんなでする。→パパの育児参加促進。
「パパ&ベビーヨガ」、「パパが作るママへのクッキング」等。
【子どもの育ちに大切なもの4】
多様な社会を生きていく子どもたちへ、幼いときからの多文化交流で人の多様性を学ぶ。
→「多文化ひろば」
インド人、中国人、フランス人など、外国人ママが中心となって多文化交流をしています。
【すべての社会資源との連携】
子育ての困難を一人でかかえないために→子ども家庭支援センターとの連携等。