小平市より指定管理を受けて、4つの学童クラブと自前事業の放課後等デイサービス「ポップコーン」の運営をしています。
一人親家庭、家庭内でのDV、乳幼児期を養護施設で過ごした子ども、難民など、学童には本当にいろいろな子どもがいます。
毎日嵐が吹き荒れて精も根も尽き果てる感覚になることも多々ありますが、問題行動の原因を考えたり、一番しんどいのは本人という視点で子どもたちのことを考えられる現場でもあります。
長期的には、学童を卒所したあとの子どもたちの居場所を地域に、という必要を感じています。
孤立した子育てにならないよう、保護者同士の交流の場「寄り道カフェ」の取り組みを始めました。
1対1で子どもと向き合って精神的にギリギリの状態になっている保護者に、仕事の疲れをリセットし、ホッと一息ついて子育ての悩みの相談もできる居場所になっています。
また、子ども現場は慢性的な人不足に加えて、人が定着しないという課題を抱えています。
ワーカーズコープの7つの原則にある「お互いを尊重し、一人ひとりの生活と人生を受け止め合える関係をつくる」を大切に、働く人が心から楽しいといえる職場づくりを大事にしています。